毎日暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日、家族と東京観光に繰り出してきました。関東在住ですが、出不精な我が家にとって
観光のメインは、水陸両用バス・スカイダックに乗車すること!
以前より子どもから要望があったので、夏休みを利用して行ってきました。
我が家のように子どもが水陸両用バスに興味を持っていて、乗ることを検討している方は、
『どこで乗れるの?』『お値段は?』『予約は必要?』『子連れでも大丈夫?』『実際は?』
といったことが気になりますよね。
今回は、子連れでの東京お台場の水陸両用バス、スカイダックに乗ってきた体験談をご紹介したいと思います。
スカイダックとは?
スカイダックは「水陸両用」の名の通り、
バスの後方にスクリューがついているので、大迫力の水しぶきを上げて、雄大に、爽快に水上を駆け巡ります。
観光バスとして陸上で市街地観光を楽しんだあとは、そのまま海や川にスプラッシュ!すると、クルーズ船に早変わりし、そのまま水上観光が楽しめる、アトラクション感満点のバスツアーです。
どこで乗れるの?
スカイダックの発着場所は東京2ヶ所(お台場・スカイツリー前)
それぞれ日中周遊するコースと、横浜・
- お台場パノラマコース
- 東京スカイツリーコース(7/21より一時運休)
- 横浜みなとハイカラコース
- 横浜トワイライトクルーズ(夜限定)
今回はお台場周辺を回る「お台場パノラマコース」
ルートはこちら!
東京テレポート駅前の発着所から出発し、フジテレビ・自由の女神像を眺めながら、お台場海浜公園を通って東京湾に向かっていきます。そして、迫力満点の入水~レインボーブリッジ周辺を周遊した後、お台場へと戻ってくるコースです。
予約は必要?
スカイダックへの乗車チケットは、乗車一か月前からWEBでの予約が可能です。
今回は夏休みで通常より混んでいると思いましたが、
乗車日の2週間前に予約しましたが、その時点で満席になっている便はありませんでした。予約時に自分で席を選ぶことはできませんが、おそらく前の方の席から先着順で割り振られているようなので、前列お目当ての方は早めの予約をおすすめします。
お値段は?【お台場パノラマコース】利用料金
利用料金は平日と土日祝日で金額が変わるので、注意が必要です。
■平日
おとな 3,600円(中学生以上)
こども 1,800円(4歳以上)
■土日祝および特定日
おとな 3,800円(中学生以上)
こども 1,900円(4歳以上)
3歳までのお子さんは、大人の膝の上に座るのであれば無料です。
各コースの所要時間は?
今回乗った「お台場パノラマコース」は約60分のコース。
所要時間はコースによって異なり、40~80分ほど。一番時間が短いのが、横浜トワイライトの40分です。
発車の20分前から搭乗手続きが始まるので、
当日の観光レポート
ここから当日の体験を写真を交えながらレポートしたいと思います
「東京テレポート駅」スカイダック受付へ
Eチケットに記載のあった時間30分前にりんかい線の「東京テレポート駅」へ到着!
駅内B出口を出て、
併設されているカフェスペース
受付の隣には待合所を兼ねたカフェが併設されており、出発時間までそこで待つことができます。
我々は朝一の便のため、余裕を持って集合時間の30分前に到着しました。早すぎたのか、まだカフェスペースは開いていませんでした。周辺に日差しを避ける木陰スペースもないため、仕方なく東京テレポート駅に戻り、時間が経つのをひたすら待っていました…🥲朝一の便の場合、集合時間の10分前くらいに到着されるのをおすすめします。
コインロッカー・トイレについて
コインロッカーは、スカイダック発着所のすぐ横にあります。ただし使えるのは現金のみになります。
地下の東京テレポート駅の改札ロッカーは、
トイレは併設カフェスペース内にあります。ただし出発直前は混む場合もあるので、東京テレポート駅で済ませるのも良いと思います。
ちなみに、スカイダック内にはトイレはありません。途中下車はできなくなっているので、トイレは出発前に必ずご利用ください!
スカイダックに乗車、出発進行!
発車予定時刻の10分ほど前になると、スカイダックが到着。
近くで見るとかなりの高さで、カッコいい!形は船っぽいですが、ちゃんと下にタイヤがついています。
WEBで予約した場合、Eチケットを乗車前にスタッフの方へ提示します。車体が高いので、飛行機で使うようなタラップで後部から乗り込みます。
子どもには「ダック笛」のプレゼントが!アヒルの口っぽい形をした笛で、吹くとブーブーと音がします。これには子どもも大喜び。席に着くと早速鳴らしていました。
結構音が大きいので、街中で吹くと目立ちますが、海の上なら思いっきり吹くことができます。
まずはバスとしてお台場観光
発車前にガイドさんから、説明を受けます。
道路走行中は、手や顔を外に出さないこと、シートベルトを締めること。
また、海上走行に備えて、ライフジャケットの場所と使い方の説明もありました。
(子ども用はスタッフさんから手渡し、大人用は座席の下に備え付け)
そして、いよいよ出発!
最初は道路を走りますが、車高が高いので気分が上がります!目線は普通の都バスの天井と同じくらいです。視界が広々としていて、トラックやバスを見下ろしながら進んでいます。
さて、このスカイダック、開放的で気持ちいいのですが、窓がなくエアコンもありません。この日は猛暑日。暑さが上回ってしまいました。ハンディファンを一つしかもってこなかったので、末っ子にずっと風を当てていました。真夏は暑さ対策が必要だと感じました。
夏季には写真のような日よけシートを屋根に設置していますが、側面から日差しがギラギラ車内に入ってきます。帽子も必須アイテムだと感じました。ただし、強風で帽子が飛ばされないように注意が必要です。※飛ばされた場合でも、バスは停められないそうです😐
いよいよ大迫力のスプラッシュタイム!!
東京湾に入る前、入水の掛け声の練習をして、いよいよ水上へと突入します。
3、2、1 …
スカーイ ダーーーック‼︎ (掛け声)
まるで某遊園地の有名アトラクションのよう!🐭
スプラッシュの瞬間はかなりスピードをあげていました。大人も子どもも大興奮!
思ったよりも水は全然かからず濡れずに済みました♩
クルーズ船としてお台場水上観光へ
水に入ったらシートベルトをはずします。「船と運命を共にしてほしくないのではずしてください」とガイドさんから説明がありました。なるほど😮
海上では色々な発見が見られました。
まず、魚のボラです。ピョンピョン海の上を飛びまくっています。(スプラッシュの動画の後半部分にも飛び跳ねるボラが映っています)
飛ぶ理由は、呼吸をするためだったり、体についた虫を飛んだ衝撃で取るためだったりだそうです。年に数回、スカイダックにも飛びこんでくるそうですよ。
こちらは東京湾に架かるレインボーブリッジ。
車やゆりかもめで何度も通ったことはありますが、下をくぐり抜けるのは初めて。遊歩道もあり、無料で歩いて渡ることができるんだそうです。
レインボーブリッジの近くには、”お台場”という名前の元となった、江戸末期に砲台を設置していた小島があり、今は鳥の住処になっています。実際に、シラサギ・アオサギ・カワウ・カモメなどの鳥がスカイダック上空を悠々と飛び回っていました。
続いて(一部界隈で)通称”キリン”と呼ばれるガントリークレーン。
全長は約130メートル。運転席は地上50メートルのところにあり、運転席の床は下の様子が見られるようにガラス張りになっていて、UFOキャッチャーのようにスプレッダーを下ろし、コンテナを積み下ろします。前職はコンテナ船に関わる仕事をしていたので、ガントリークレーンを見て懐かしく思いました😏
着水したところから再び陸上へ
レインボーブリッジの下を再びUターンして、着水したところに戻ります。陸上へ戻るため、このときにまたシートベルトを着用します。
ガイドさん曰く、入水するより上陸する方が運転技術がいるそうです。タイヤ操作の切り換えが難しいのでしょうか?
「うまく上陸できるよう、お祈りしましょう」とのことだったので、一生懸命お祈りしました。
そのおかげで(?)、無事上陸成功しました。
公道に戻る前に、洗車タイム。海水による車体のサビ防止と、
なかなか普段は見れないシーンなので、子どもも興味津々で見ていましたが、その間バスは止まっているため、風が一切車内に入ってきません。はい、お察しの通り、かなり蒸し暑いです。たった5分くらいのはずですがかなり長く感じられました…。ハンディファン一人にひとつ必要ですね🥲
バスに戻ったスカイダックは、再びお台場周辺を走行し、スタート地点の東京テレポート駅に戻り、真夏のスプラッシュツアーは終わりました。
ガイドさんおすすめお台場周辺観光情報
お台場周辺は数多くの観光スポットがありますが、ツアー中にガイドさんが、穴場的展望スポットを教えてくれました。
「テレコムセンター展望室ラウンジ」です。
高い建物が少ないので景色が良いそうです。
今回はスケジュールの関係上行けなかったのですが、近くには日本科学未来館などもあり、次回はぜひ行ってみたいですね♩
まとめ
今回は、お台場で乗れる水陸両用バス、真夏のスカイダックの情報・体験談をご紹介しました。
所要時間60分でお台場の街とレインボーブリッジ等の眺望を楽しめます。
ガイドさんも60分間しゃべり倒し!説明が面白く、意外と知らないことが多かったので勉強になりました。未就学児の子どもも飽きずに最後まで乗車を楽しめていましたよ♩
関東に住んでいると東京観光をすることは少ないですが、
暑さ対策をしっかりすれば、真夏も快適に過ごせると思います。皆さんもぜひ一度体感してみてはいかがでしょうか。
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